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箱型乾燥機における医薬品の処理

7.弊社の標準品の説明

弊社の乾燥機の標準としているものは大きく別けてA型、B型、C型、D型、E型、F型の6種類です。なにか肝炎のような呼び方ですが関係ありません。

A型
通気式乾燥機でファンが天井にあるタイプです。風は乾燥室の手前からから後ろに抜けます。箱の形状としては、奥行に長く、幅を取りません。処理量が200L以上の大型機に適用されます。台車式も製作可能です。
200A、300A、400A、500A、600A、800A

B型
通気式でファンが機械の側面上部にあり風が横方向に循環します。箱の形状は奥行を短く作れるます。並行流のD型と同じような使い勝手となります。また、ファンが横にあるのでオープン型にすることも可能です。主に医薬向けで処理量が200L以上400Lまでの大型機に適用されます。台車式にする場合、台車をシールするために特殊な装置が必要ですが、製作可能です。
250B、400B

C型
小型の通気式でファンが機械の側面下部にあります。導風板が取りはずせるので並行流としても使用可能です。また、扉を開けると機械内部が完全に洗浄可能となるフルオープン型も標準化しました。
30C、50C、100C

D型
並行流乾燥機のもっともオーソドックスなタイプです。ファンが天井にあり、400L以上の大型機に適用されます。乾燥室が下にあるので台車型も製作可能です。
200D、300D、400D、500D、600D、800D、1000D

E型
D型のファンを機械の側面下部に配置図したタイプです。300Lまでの小型機に適用されます。トレイの位置が人の操作しやすい位置になります。
50E、100E、200E、300E

F型
弊社の流動層乾燥機をすべてF型にしています。容量は1Lから300Lまであります。

1F型
卓上型の実験用乾燥機です。乾燥室は透明のアクリルで出来ており、流動状態がよくわかります。
ファン、ヒーター、制御盤が一体構造で、どこにでも置くことが出来ます。

2F型〜20F型
フィルターケースが柱によって支えられている構造の小型の流動層乾燥機です。送風機は多段式ターボファンを使用し、充分な風量風圧を確保しています。

30F〜60F
20F型と同じ構造ですが、バケットを手でセット出来なくなるため、専用台車に乗せて容易に扱えるようにしたものです。但し、現時点では標準化出来ておりません。

100F〜300F
ファンと乾燥機とが分離しており、客先によって仕様がまちまちのため完全受注生産品となっております。

 

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