■突き合わせ溶接構造
乾燥室内部にごみの溜まるような部分がなくなるように、板の継ぎ目を全線溶接し、バフ仕上げを施す。
■内面バフ仕上げ
機械内部をバフ#400の磨き板を使用し、加工部分を仕上げる。
■外面バフ仕上げ
機械外面をバフ#400の磨き板を使用し、加工部分を仕上げる。
■ファンオープン構造
ファンユニットがヒンジによって開閉し、ランナーを機械の外で洗浄点検することが可能。
■フルオープン扉
扉を開けると乾燥室だけではなく、チャンバー室まで開くので、洗浄、点検が可能
■乾燥前循環ヘパフィルター
乾燥室直前にヘパフィルターを配置し、製品のコンタミを防ぐ。
■乾燥後循環ヘパフィルター
乾燥室直後にヘパフィルターを配置し、製品のコンタミと乾燥機内の汚染を防ぐ。
■ヘパフィルター交換扉
循環ヘパフィルター専用の交換扉、フィルター一次側に設けワンタッチクランプで容易にフィルターが交換できる構造とする。
■ヘパフィルター圧損表示用マノメーター
ヘパフィルターの圧損をマノメーターで表示し、交換時期を判断出来るようにする。
■排気遮蔽ダンパー
乾燥機停止時の逆流及び吸湿防止のため、外気と遮断するように密閉式ダンパーを設ける。
通常エアシリンダーで開放、ばねで遮蔽。
■吸気遮蔽ダンパー
乾燥機停止時の逆流及び吸湿防止のため、外気と遮断するように密閉式ダンパーを設ける。
通常エアシリンダーで開放、ばねで遮蔽。
■ワンパス循環切り替えダンパー
循環ダンパー全閉、排気ダンパー全開に自動的になるようにアクチェーターを設ける。
■トレイ底R型
トレイの底の部分に粉溜りが出来ないようにR加工を施す。
■内部完全分解構造
乾燥機内部の仕切り板、導風板、棚アングル等がすべて工具なしで分解洗浄可能な構造で、取り外してしまうと乾燥室がシンプルな箱 になる。
■フィルターについて
乾燥室内に入る空気がが汚れていると製品を汚してしまいます。医薬品の場合は特に厳しく、高性能フィルター(HEPA)を取り付ける場合が少なくありません。フィルターを取り付ける場合、その機械の必要空気量からフィルターの大きさを選定します。また、フィルターの圧力損失に見合うファンを選定して機械を設計しなおします。ですから、乾燥機をそのままにしてフィルターを後から取付けたりすると、乾燥能力が足りなくなる可能性があります。特にHEPAフィルターの場合、定格風量を出すのに必要な風圧は25mmAqと高いため注意が必要です。こういったフィルターを取り付けた場合、そのつまり具合及び交換時期を知るためにマノメーターを取り付けます。また、つまり具合をマノスタースイッチで検出して警報を出すということも可能です。
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