(図17、18)は最新型の通気式乾燥機の例である。 まず、吸気口(1)から取り込まれた空気は吸気フィルター(2)により粗塵が取り除かれ、クーラー(3)を通過し、必要とする空気の露点温度まで冷却され、除湿される。吸気側遮蔽ダンパー(7)、吸気風量測定用ピトー管(8)、湿度センサー(10)、温度センサー(11)を通過し、乾燥機内に入る。次に加湿ノズルNから噴霧されて湿度を上昇させられ、ヒーター(6)により加熱され熱風となる。ファン(33)により吸い込まれた空気は、複合ピトー管(34)により、風速測定が行われ、同時に攪拌され、圧力が上昇する。乾燥室直前で温度センサー(27)、湿度センサー(28)で、空気の状態を計測しヒーター及び湿度コントロールの信号となる。熱風は、1次側プレ・ヘパフィルター(25)を通過して濾過され、台車(24)の各棚段トレイの被乾燥物内を通過し乾燥させる。次に2次側プレ・ヘパフィルターを通過して飛散粉が除去される。乾燥後吸湿した空気は一部は排気口(12)より排気される。また、残りの空気は循環ダンパー(16)を通過し、フレッシュエアーと混ざって加湿(15)か らの工程を繰り返す。
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